新説チェーザレ・ボルジア伝・(* ̄◎ ̄*)

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新説チェーザレ・ボルジア伝


断続的に「週刊モーニング」に連載中の漫画に、すごい漫画がある。
惣領冬美の「チェーザレ」だ。
単行本は、現在、第2巻まで、講談社から出ている。
ほんとに、出来栄えの良い漫画だ。

作者の惣領冬美が、まだ翻訳が出ていない『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』を精査。
このイタリア語原著は、世界的に最も定評があるものらしい。
しかも、新鋭ダンテ学者の原基晶がこの漫画を監修している。

チェーザレとは、言うまでもなくチェーザレ・ボルジアのこと。
『君主論』のマキャベリがチェーザレ・ボルジアを絶賛した。

さて、漫画の登場人物は・・・

・アンジェロ・ザ・カノッサ
この漫画の主人公で、架空の人物。
フィオレンティーナ団に属する。
腕の良いの祖父がメディチ家の世話になっていたことから、厚意によって
ピサのサピエンツァ大学に通うこととなる。
世間知らずで周囲の空気を読めず、おまけに思ったことをすぐに口に出してしまう。
物語は、彼の視点から語られながら進行する。

・チェーザレ・ボルジア
スペイン団の長。
教皇をも輩出したことのある、スペインの名門貴族ボルジア家の出身。
ロドジーゴ・ボルジアの息子。
ラテン語で読むと、カエサル。
ボルジア家の勢力拡大のためピサに派遣される。
スペイン団の団長であり、ジョヴァンニのライバルでもある。
イタリア語・スペイン語・ラテン語・ギリシア語が話すことができる。
複雑な政治的策略を巡らすなど頭脳明晰。
自分に襲い掛かる男たちを軽くあしらうなど、格闘にも長けている。
冷静に物事を把握し、そつない行動を取りつつも、その内には激情を秘め、
腐敗した宗教や政治の現状に激しい憤りを覚えている。

・ミケロット・ダ・コレッラ
チェーザレの腹心にして、親友。
「ミケロット」は、スペインの読み方では「ミゲル」となるため、
チェーザレ始めスペイン団の仲間にはミゲルと呼ばれている。
アンジェロの、馬鹿正直なまでの性格とその知識、そして大胆な行動に興味を覚える。
実在の人物であるが、「ユダヤの没落貴族の息子」という設定は作者の創作。

・ジョヴァンニ・デ・メディチ
メディチ銀行の御曹司で、フィオレンティーナ団の長。
彼の父・ロレンツォ・デ・メディチが、アンジェロの祖父と親しかったため、アンジェロは大学に通うこととなる。
授業の最中に図らずもアンジェロがジョヴァンニを侮辱した形となった。
自分の叔父ジュリアーノが暗殺され、権力に対する恐怖を拭えないでいる。

・ロベルト
フィオレンティーナ団員。
世間知らずなアンジェロを常々気遣ったり面倒を見たりしている。
ミゲルとも顔なじみであり、かなりの情報通。

・アンリ
フランス団の中心的存在。
イベリア半島の一部はイスラム王朝に支配されており、イスラムの文化的影響も受けていたため、
スペイン出身のチェーザレやミケロットに対して見下した形で接る。
大柄な体格の持ち主で、非常に荒々しい性格。
自分を侮辱したアンジェロやチェーザレへの夜討ちを計画する。

・クリストーバル・コロン
ラテン語名は、クリストフォルス・コロンブス。
黄金の国、ジパングを目指すことを夢見る船乗り。
「レコンキスタが完了すれば、ユダヤの迫害が強まる」と言って、ミケロットを航海に誘う。

・レオナルド・ダ・ヴィンチ
ヴィンチ村のレオナルド。
「受胎告知」「モナリザ」「最後の晩餐」を描いた有名なフィレンツェ出身の画家。
優れた科学者でもある。
左右が逆となった鏡文字を書く。
詭弁じみた言葉の綾で、チェーザレを翻弄する。
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