合格発表は儲かった?
大学の「合格発表」の時期ですね。
合格した人は、おめでとうございます。
不合格だった人も、「人間万事塞翁が馬」といいますからね。
はやく頭を切り換えて、また新しく出発しましょう。
むかしは大学受験の合格発表は、大学から通知が来なかったから、
地方に住む受験生は、東京に知人が住んでいるならよいけど、
もう一度、はるばる東京に出かけて、掲示板を自分の目で確かめるとか、
そんなことをしなけりゃいけなかった。
まったく交通費が馬鹿になりませんでしたよ。
受験料や受験のときの交通費、ホテル代なんかで
お金が掛かっているんだから、そのうえ・・・
それで、「電報屋」というのがありましたね。
在学中の学生が、試験が終って出てくる受験生に声を掛けてました。
学生の、けっこう儲かるアルバイトです。
合格発表日に、受験生の代わりに電報屋が掲示板を見て、
電報で知らせてくれるというわけ。
「サクラサク」とかね。
もちろん、前払いでお金を払わなきゃならない。
学生にとっては、とてもよいバイトでしたね・・・
受験生も、学生の風体を見て、
こいつを信用してよいのやら、判断しなきゃならない。
電報を送ってこないかもしれないんだからね。
合格なのに不合格、不合格なのに合格なんと通知を送られても
たいへんだからね。
ほんとうは合格しているのに不合格の電報が届いたら、
そして、締切日までに大学の入学手続きを終らせなかったら、
合格が台なしになってしまうんだからね!
1年間の苦労が水の泡だ!
せっかくお金を払って電報屋を頼んだのに、
やっぱり気になって、結局、上京する受験生も大勢いましたよ。